空巣碑の使用の前に



蜂数も順調に増えていて、いよいよこれからです!! 採蜜期に備えて、巣碑を準備をしましょう。秋にスムシ駆除をして保管していた空巣碑を箱から出してみます。スムシにはやられていないはずですが、かびていることがあります。

 

空巣碑を風に当てます。防虫剤の成分は残っていないはずですが、念のためです。直射日光は禁物です。日陰でやってください。収穫コンテナを利用すると便利です。写真のように巣枠受け桟を取り付ければ、巣箱みたいになります。収穫コンテナの縦寸法は巣箱と同寸ですので、何かと便利です。今後たびたび使う局面がありますから、何箱か購入しておくと良いと思います。ホームセンターにあります。1個500円弱です。

 

つぎに、空巣碑を蜂群に預けます。2段箱(継ぎ箱)があれば上段に空巣碑を入れ、蜂たちに掃除をしてもらいます。単箱の場合は分割板の外側に入れます。かびている巣碑には霧吹きで少し濡らして入れます。かびた巣碑の掃除には水分が入用だからです。

 

1週間以上蜂群に預けた空巣碑は、もういつでも貯蜜にも育児にも使用できます。特に、貯蜜用は防虫剤の残留がないとしても、上記のようにして掃除済の巣碑枠を使用するのが安全です。