巣箱と養蜂場の準備


 

まだまだ寒い日がありますが、梅の花も咲き、春は確実に近づいています!!2月中旬にはほとんどの蜂群で産卵が始まっています。春になると急に忙しくなりますから今のうちに出来ることをしておきましょう。年間計画を練るのも良いです。

 

1)巣箱の準備

巣礎枠や巣箱、継箱などが急に入用になることがあります。その時になって慌てないように、購入や製作をしておきましょう。この時期になると養蜂器具店から新しいカタログが届いたりします。不足しているものがあったら、今のうちに時間的余裕を持って購入しておくと良いです。ペンキ塗りや防腐剤塗りも早い方が良いです。

 

2)蜂場の準備

ミツバチは増えます。自然分封や人口分封を予測して、巣箱の置き場所や配列を計画して置きましょう。行き当たりばったりではなく、計画的に養蜂をすること、これは、とても大事なことです。それは、考えるということです。ミツバチ飼育で、良く考えるということは大事な要素のひとつです。そして書くことです。文章でも、図でも、何でもよいです。それは、ちょうど家庭菜園で菜園プランを立てるのが大事なのと同じです。

  

3)生産物の準備

はちみつを誰と誰に配ろうとか、注文が来ている人の名前を張り出すとか、捕らぬタヌキみたいなことをやりましょう。容器を準備するのも良いです。こうすることで、養蜂の目標のようなもの、方向性のようなものが深層心理の中にできてきます。深層心理の中にある“何か”これが養蜂でとても大事な要素のひとつです。