近年、真夏にダニが大発生して専業養蜂家が大打撃を受けました。ミツバチ不足により、秋になって、イチゴ農家などが受粉用ミツバチを手配できないという事態が起こりました。もちろん、ミツバチ不足の原因はほかにもあるのですが、真夏のダニ駆除をするようになってからミツバチ不足が、ある程度収まりました。

 

7月中旬に蜜源植物が切れ、真夏の餌不足と、それまでの採蜜期の酷使により蜂群は弱体化しており、ダニや病気に対して抵抗力が落ちています。しかも、猛暑も加わり要注意時期なのです。真夏のダニ駆除は実施した方が良いです。

 

春に使用したダニ駆除剤とは別のメーカーの駆除剤を使う方が安心です。同じ駆除剤だけを使用していると耐性ダニの出現の可能性がありますから、日農アピスタンとアピバールを交互に使用するのが良いです。